5~7月実施の英検2025年度第1回試験で「ファミリーイングリッシュスクールインターナショナル」(那覇市樋川)に通う豊見城市立豊崎小2年の鎌田ひまりさん(8)が2級、沖縄尚学中1年の平良桃華(もか)さん(13)が準1級に合格した。2級は高校卒業レベル、準1級は大学中級レベルとされる。

 スクールの大城さとみマネージャーは「新方式導入で要約問題が追加され、難易度が上がった。日々の積み重ねが結果につながった」とたたえた。
 鎌田さんは3歳から通い始め、6歳で受けた英検準2級では面接形式の2次試験を満点で合格した。1度目の2級受験は不合格だったが「絶対に合格したい」と再挑戦を決め、過去問題を繰り返した。「外国の人と英語で話したい。準1級合格を目指して頑張る」と笑顔で話した。
 平良さんは6度目の挑戦で準1級に合格した。家でも洋楽を聴き「英語の勉強はとても楽しい」と語る。昨年、香港でのサマーキャンプに参加し、異文化交流の楽しさを実感したことが大きなモチベーションになった。夢は海外の大学進学で「中国語などの他言語や地理を学びたい」と目標を語った。
 那覇市立開南小5年の阿波根直斗さん(10)は準2級、城岳小5年の野原優那さん(9)は2024年度第3回試験で2級に合格した。(社会部・西平光葉)
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沖縄の小2が英検2級に合格 難易度の高い要約問題をクリア 2度目の挑戦で笑顔「外国の人と英語で話したい」
英検で(左から)準2級に合格した阿波根直斗さん、2級に合格した野原優那さん、鎌田ひまりさん、準1級に合格した平良桃華さん=8日、那覇市・ファミリーイングリッシュスクールインターナショナル
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