署によると、少年は5月29日、本島南部の路上に止めていたスクータータイプのバイクの後部に付けたボックスに、乾燥大麻約12㌘と大麻リキッド約2㌘を営利目的で所持していた疑いがある。父親が少年とともに署を訪れ、発覚した。滞在先のホテルなども調べたところ、エトミデートを含むリキッドを所持していたとして、署が追送検した。那覇地検は7月、少年を家裁送致した。大麻の所持に関し、那覇家裁は第1種少年院送致とする保護処分を決めた。
県警によると、県内のエトミデート所持での摘発はこの少年を含め、10~20代計6人で、全国最多という。