郵便局の資金が足りず防犯カメラを調べると…業務受託者が717万円横領「パチスロや飲み代に使った」　沖縄・宮古島市
（資料写真）郵便局と郵便ポスト（写真ACから） 画像（1枚）
　日本郵便沖縄支社は１９日、沖縄県宮古島市城辺砂川の砂川簡易郵便局の運営を受託していた３０代男性が、同局に保管していた金庫から現金７１７万円を横領していたと発表した。７月２４日付で契約を解除した。

　同支社によると、男性は２０２２年１２月末から今年７月上旬まで、２４回にわたり、計７１７万円を横領した。横領後、給与から金庫に現金を戻す行為を繰り返し、７１０万円を補填（ほてん）したとみられる。「パチスロや飲み代の遊興費に使った」と話しているという。
　７月、同支社の社員が定期点検をした際、郵便局の資金が７万円不足していたことから、防犯カメラを調べたところ横領行為が映像に残っていたという。７万円は男性から回収した。
　簡易郵便局は７月９日以降、一時閉鎖され、同支社は宮古島署へ被害を相談。今後、業務上横領容疑を視野に被害届を出す方針。
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