沖縄県内で19、20両日、ひき逃げとみられる事案が3件相次ぎ、1人が死亡した。
 19日午後10時半ごろ、宮古島市伊良部の道路で通行人から「女性が倒れている」と110番通報があった。


(資料写真)パトカー

 宮古島署によると、70代の女性が心肺停止の状態で市内の病院に搬送され、約3時間後に死亡が確認された。女性は左足首骨折や外傷があり、署はひき逃げ事件の可能性もあるとみて調べている。
 同日午後11時5分ごろ、宜野湾市愛知の国道330号で、信号待ちで停車中の軽トラックの左側面に後方から走行してきた軽自動車が接触、普天間交差点方面へ走り去った。
 軽トラックを運転していた会社員男性(23)=宜野湾市=にけがはなかったが、助手席の整体師の男性(22)=同=が首のねんざで病院に搬送された。
 また20日午前6時半ごろ、名護市宮里の県道84号の信号がある交差点で、右折しようとしたバイクが白銀橋東交差点方面から直進してきた公務員男性(50)=名護市=の運転するバイクに衝突。転倒させて逃走した。男性は病院に搬送され、左手首や左眼窩底(がんかてい)骨折の重傷。
 逃げたバイクは黒色のスクータータイプで2人乗り。宜野湾署と名護署はそれぞれひき逃げ事件として捜査している。
ひき逃げか1人死亡 沖縄で事故相次ぐ 宮古島・宜野湾・名護の画像はこちら >>
(資料写真)パトカー">
編集部おすすめ