【スコアボード】 

 











山梨学院
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沖縄尚学
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 【甲子園取材班】第107回全国高校野球選手権大会第14日は21日、甲子園球場で準決勝が行われ、沖縄尚学は山梨学院に5ー4で逆転勝ちし、夏の大会初の決勝進出を決めた。県勢の決勝進出は2010年の興南以来15年ぶり。
沖尚は23日(土)午前10時、日大三(西東京)と決勝戦を行う。
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 一回表、沖尚先発の左腕・末吉良丞は先頭打者に四球を出すと暴投なども絡んで2死二塁、4番横山悠の右前適時打で1点を奪われた。沖尚はその裏1死走者なし、眞喜志拓斗が左安打で出塁し、その後2死三塁とすると、この日4番に起用された宜野座恵夢が左前適時打を放って1-1の同点に追い付いた。
【沖尚決勝進出の電子号外を読む】
 二回表、末吉は守備のミスと四球で2死一、二塁のピンチを招いたが後続をピッチャーフライで切り抜けた。その裏、代わった山梨2番手の檜垣に対し、1死走者なしから阿波根裕が二塁打を放ったが、後続が断たれた。

山梨学院-沖尚 7回裏沖尚2死三塁、比嘉大登が勝ち越しの右前適時打を放つ=21日、甲子園球場(小宮健撮影)

 三回は両校とも得点なし。四回表、末吉は山梨学院を三者凡退に抑えた。その裏、沖尚は四球で比嘉大登が出塁すると、盗塁を決めて1死二塁とチャンスを広げたが、つながらなかった。
 五回表1死走者なし、末吉は1番から3連打を打たれた。1死満塁とされ、4番横山の当たりを三塁手・安谷屋春空がエラーし、2点を失った。その裏、伊波槙人と眞喜志の安打で2死一、二塁としたが、得点は奪えなかった。

山梨学院-沖縄尚学 1回裏沖尚2死三塁、沖尚の宜野座恵夢が同点の左前適時打を放つ=21日、甲子園球場(小宮健撮影)

 六回表、先頭の菰田陽生に二塁打を打たれると投手末吉の送球ミスもあり、1点を追加されて1ー4。
なおも2死二、三塁で沖尚は新垣有絃にスイッチし、追加点を与えなかった。するとその裏、宜野座が左翼線への二塁打、比嘉の右前打、安谷屋の左中間越えの二塁打と3連打で2点を奪うと、阿波根の犠打が相手のエラーを誘い、安谷屋が同点のホームを踏んで試合を振り出しに戻した。
 七回表、新垣有が三者凡退に抑えるとその裏、2死走者なしから宜野座が左越え三塁打。続く比嘉が右前打を放ち、5ー4と勝ち越した。
 六回2死からリリーフした新垣有が無失点で1点のリードを守り、5奪三振で決勝進出を決めた。

 
 
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山梨学院-沖尚 7回裏沖尚2死三塁、比嘉大登が勝ち越しの右前適時打を放つ=21日、甲子園球場(小宮健撮影)">
【速報】沖縄尚学が決勝進出 夏の甲子園、県勢15年ぶり 山梨学院に5ー4
山梨学院-沖縄尚学 1回裏沖尚2死三塁、沖尚の宜野座恵夢が同点の左前適時打を放つ=21日、甲子園球場(小宮健撮影)">
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