SAFE SWIMは、プールに設置した防犯カメラを通してAIが溺れている可能性がある人を検知し、「注意」と「危険」の2段階でアラートを出す。専用のURLから閲覧できるプールのマップ上で位置とアラートの段階を示し、現場に設置した警告灯が点灯と音で監視員に知らせる。管理者には、LINE上で通知もする。
同システムの導入で監視員の死角をなくせるため、少人数での監視も可能となるという。EXES恩納では、インドアプールで3月から試験的に導入してきた。宿泊統括支配人の豊島千登世さんは「監視員をずっと配置しておくほどの人材確保が難しくなっているが、事故が起きた時の責任を考えると閑散期でも配置しないわけにはいかない」と語り、人的コストを削減できるメリットを挙げた。
西尾社長は「監視をAIに任せることで、監視員は救助により注力できるようになる」と期待した。
SAFE SWIMに関する問い合わせは同社、0466(30)2111。
