指紋採取「ずっとやってみたかった」　小中学生ら70人、警察の仕事を体験　沖縄県警が見学会
県警本部見学会の鑑識作業体験に取り組む子どもたち＝１２日、那覇市 画像（1枚）
　【那覇】子どもたちに警察の仕事への理解を深めてもらおうと県警は１２日、夏休み特別企画として小中学生を対象にした那覇市の県警本部の見学会を開いた。子どもや保護者ら約７０人が参加し、普段体験できないパトカー見学、指紋採取などの鑑識体験に目を輝かせた。

　見学会は警察音楽隊のコンサートでスタート。名探偵コナンの主題歌など２曲を披露し、子どもたちもリズムに合わせ手拍子して楽しんだ。自分の指紋を採取する鑑識体験では鑑識作業服に白色の手袋を身に着け、瓶に付着した指紋を真剣なまなざしで採取していた。
　警察の仕事に興味があるという読谷村の石田優菜さん（１２）と聖樹さん（１０）。指紋採取はドラマで見たことがあったといい「難しかったけど、ずっとやってみたかったことができてうれしい」と笑顔を見せた。
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