【うるま】うるま市平良川にある複合施設「福祉と医療の杜うるまこどもステーション」は開所3周年を記念して「笑顔が寄付に変わる」プロジェクトを始めた。来年3月末までステーション内7カ所に設置したタブレット端末に笑顔を見せると、笑顔の検出数に応じて寄付できる仕組み。
市社会福祉協議会の児童支援事業を寄付先にすることを利用者の子どもたちが決めた。
 1日にスタートイベントを行い、ステーション内にある「きゃん児童館」を利用する子どもたちに笑顔検知アプリ「スマイラル」の説明があった。1笑顔が1円になると知った50人ほどの子どもたちが、次々と端末に笑顔を見せた。
 同児童館の砂川由香利館長は「スマイラルにステーション全体で取り組めたことが大変うれしい。みんなで集めた笑顔で子どもたちの笑顔を生み出してもらえば幸せ」と話した。
 3周年にちなんで三枚肉そばも振る舞われ、子どもたちは「いつも食べているおそばより、今日の三枚肉そばはおいしい」と頬張っていた。(与古田徳造通信員)
笑顔1回で1円の寄付 児童支援事業へ 沖縄・うるま市複合施設...の画像はこちら >>
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