[政懇21]沖縄政経懇話会21 8月28日に定例会
 沖縄政経懇話会21(会長・瑞慶山秀彦沖縄タイムス社社長)の8月定例会(第613回)が28日正午から、沖縄ハーバービューホテルで開かれる。文芸評論家の三宅香帆氏が「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」と題して講演する。

 三宅氏は文芸評論や社会批評などの分野で幅広く活躍。2024年に出版した「なぜ働いていると本が読めなくなるのか」(集英社新書)は、30万部を超えるベストセラーとなった。
 講演では、読書と労働の歴史や、現代の読書事情などについて解説。「働きながら本が読める社会」の実現に向けた労働のあり方や本を読むこつなどについて提言する。
 講師略歴 1994年、高知県生まれ。京都大学人間・環境学研究科博士前期課程修了。天狼院書店京都支店長、リクルート社を経て独立。小説や古典文学、エンタメなど幅広い分野で、批評や解説を手がける。主な著書に「文芸オタクの私が教える バズる文章教室」(サンチュクアリ出版)、「名場面でわかる 刺さる小説の技術」(中央公論新社)などがある。京都市立芸術大学非常勤講師を務めている。
 政懇21は会員制です。申し込み・問い合わせは同事務局、電話098(860)3542。
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