「クレイジー」。前作「JUNK HEAD」が国内外で数々の賞を受賞した際に、敬意を込めて贈られた言葉だ。

 実際の人形を少しずつ動かしながら撮影して動画にしていく「ストップモーションアニメ」。教科書の端っこに書いたパラパラ漫画を思い浮かべてもらうと分かりやすい。1秒間に24こま必要で、前作では原案から人形作成、撮影などほぼ全ての行程を堀貴秀監督1人で行い、14万こまを撮影した。まさに「クレイジー」。
 今回は前作の1042年前の地下世界が舞台。前作の成功で制作費も集まり、クレイジーさもパワーアップした映像で壮大な世界を表現している。さまざまに張り巡らされた伏線回収も見事。言語は独自の「ゴニョゴニョ語」で、字幕版では時折聞き取れる単語が映画の世界観と相まって面白い。3部作となる次回作の完成が今から待ち遠しい。
(DX推進部・屋良朝輝)
◇プラザハウスで上映中
【スターシアターズ・屋良朝輝の映画コレ見た?】『JUNK W...の画像はこちら >>
編集部おすすめ