9月4~6日の旧盆に向け、那覇青果物卸商事業協同組合(那覇市、名嘉重則理事長)に、お供え用の果物や重箱用のゴボウが続々と入荷している。バナナやパイナップル、オレンジ、グレープフルーツ、キウイ、ゴボウの計6商材約550トンを取りそろえる。
今年は台風の影響もなく入荷量は例年並みという。
 青物バナナ338トンとパイナップル90トンはフィリピンから直輸入。オレンジはオーストラリア産61トン、グレープフルーツは南アフリカ産28トン、キウイはニュージーランド産25トン、ゴボウは台湾産7トンが入荷する。
 出荷作業を進めており、30日ごろから県内のスーパーで販売される。
 同組合の長松九一郎参事兼事業第1部長は「コロナ以降、お盆に集まる文化が少しずつ薄れている気がするが、色とりどりの果物を囲んで家族でご先祖さまを迎えてほしい」と話した。(政経部・川野百合子)
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