同校3年の幸地向日葵(ひまり)さんと上原千和(ちより)さん、総合食品卸売業大手の日本アクセス(東京、服部真也社長)が共同開発した。
地元食材を使い、沖縄そば風のだしで炊いたご飯に沖縄そば、紅しょうが、ねぎ、かまばこ、豚肉の具材を挟んで冷凍した。商品の包装には「おいし~さ~」と話すシーサーのイラストをあしらった。
幸地さんと上原さんは、全国218チームが競い合った昨年11月のうまいもん甲子園で車麩を使った「心と体の命薬(ぬちぐすい)キッシュ」で準優勝(大臣官房長賞)。副賞として商品開発の権利を獲得した。茨城・鹿島高、和歌山・神島高もそれぞれ地元の魅力を伝える商品を手がけ全国発売する。
幸地さんと上原さんは「地元沖縄が大好きで、沖縄への愛を伝えたいと思い参加した。沖縄に行ってみたい、沖縄に帰りたいと思ってくれるようにと願いを込めた。食べた方がそう思ってくれれば嬉しーサー」とコメントした。価格は税抜き398円。(社会部・平良孝陽)