【糸満】県内開催の「第32回WBSC U18ワールドカップ(W杯)」に出場する侍ジャパンU18日本代表の野球教室が30日、糸満市の西崎屋内運動場で開かれた。県内から唯一選出されている沖縄尚学2年の末吉良丞投手は中学生に変化球のこつを伝えた。

 保育園児30人と中学軟式・硬式チームから44人が参加。U18日本代表20人からキャッチボールやノック、バッティングなどの指導を受けた。
 末吉投手はキャッチボールエリアで中学生に投球を指導。糸満中野球部の金城寧耶主将は「スライダーは中指に力を入れて、リリース時に切る感覚と学んだ。今日は感覚をつかめなかったので練習したい」と力を込めた。
 最後は参加者で記念写真を撮り、末吉投手は「自分も小さい時に野球教室で学んだ。子どもたちにいい影響を与えられたらうれしい」と笑顔。自身の調子は「疲労もなく投げられる。チームを勝たせる投球をしたい」と大会本番を前に必勝を誓った。(南部報道部・新崎哲史)
末吉良丞投手ら、笑顔で指導 侍ジャパンU18日本代表が野球教...の画像はこちら >>
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