南風原町立北丘小学校2年の上地結磨(ゆいま)さん(7)が8月31日、本部町の八重岳で全身黄色のカマキリを見つけた。「初めて見たので、うれしかった」と喜ぶ。
専門家も「非常に珍しい」と驚いた。

上地結磨さんが捕まえた黄色のカマキリ=1日、南風原町

 上地さんは祖母らと八重岳を訪れ、木に黄色の何かがくっついているのに気が付いた。最初は葉だと思ったが、近くに枝がなく「虫だ」とぴんと来た。手が届かない高さだったため、一緒にいた伯父に抱えてもらい捕まえた。虫が好きな上地さんの将来の夢は昆虫博士だ。「これからも珍しい虫を発見したい」と意気込んだ。

黄色のカマキリを手にする上地結磨さん=1日、南風原町

 沖縄大学人文学部の盛口満教授(理科教育)によると、日本本土や沖縄などに生息する「ハラビロカマキリ」の幼虫だとみられる。多くは緑色で、盛口教授も「黄色は初めて見た」という。黄色の理由について「色素を作る遺伝子の突然変異ではないか」と推測した。(社会部・滝口信之)
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全身黄色のカマキリ、沖縄・南風原町の小学生が発見 「初めて見た」専門家も驚くその正体
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