沖縄尚学高校が夏の甲子園優勝を決めた8月23日の決勝戦の時間帯に、嘉手納町屋良の県道74号は騒音が減って静かだったことが分かった。試合を挟む午前9時半から3時間の道路騒音レベルの中央値(LA50)は55・4デシベル。
1週間前の土曜日(16日)の同じ時間帯は62・5デシベルで、7・1デシベル減った。

(資料写真)嘉手納町屋良の県道74号

 琉球大の渡嘉敷健准教授(音響工学)が日頃、航空機騒音を測定している地点で確認した。渡嘉敷准教授は「騒音レベルから航空機は少なく、今回はほとんどが交通騒音と考えられる。交通量が50~70%低下していることが、騒音の値から分かる」と説明した。
 県警によると決勝戦の時間帯、県内主要道路6地点の交通量は前週・前々週の土曜日に比べ14・2%減少していた。
沖縄尚学が優勝決めた試合時間「交通量が50~70%低下」 琉...の画像はこちら >>
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