沖縄尚学高校の夏の甲子園優勝を祝う写真展「沖縄尚学 栄光への軌跡」が2日、那覇市久茂地のタイムスビル1階エントランスで始まった。沖縄タイムス社が撮影した約100点の写真で全6試合の熱闘を振り返る。
午前中から続々と市民が訪れ、沖尚ナインの勇姿に見入った。入場無料。10日まで。
 会場には末吉良丞、新垣有絃両エースの力投など攻守の名場面の写真がずらりと並ぶ。沖尚高や街中での応援、盛り上がる県民の様子も伝えている。来場者は写真と各試合を伝える本紙紙面を照らし合わせながらじっくり鑑賞していた。 
 国頭村から訪れた大城聡さん(61)は「どの写真も素晴らしい。特に口を大きく開けて校歌を熱唱し、優勝の喜びを表す球児たちの写真に感激した」と話した。浦添市の松川美智子さん(57)は「元気と勇気をまたもらえて、涙が出そうになる。旧盆も一族で沖尚の話で盛り上がりたい」と笑顔を見せた。(社会部・又吉嘉例、西口優子)

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