助産師の喜久山仁美さん(50)が代表を務める「-酵素玄米専門店-CHARCOAL(チャコール)」が7月、宜野湾市我如古の複合施設ミナシェア内にオープンした。「赤ちゃん、妊産婦、女性が健康で楽しく過ごす」との目標に向け「食」の分野でも挑戦を始めた。
(中部報道部・勝浦大輔)
 昨年5月からキッチンカーで営業しているチャコールの初店舗となる。圧力釜で炊き上げ3日間発酵させた栄養価の高い玄米を使用し、体内の毒素を流す効果がある炭(チャコール)を全てのメニューに取り入れた。
 おにぎり、コーヒー、ソフトクリームなどメニューは幅広い。土日限定でカレーもある。離乳食の赤ちゃんには無料でおかゆを提供している。店舗、キッチンカーのみならず、琉球大学病院の売店内などにも商品を置いている。
 喜久山さんは、助産院と酵素風呂の運営、夫が代表を務める母子支援特化型の訪問看護ステーション「エイト」での助産師業務、チャコールと“四足のわらじ”をはく。
 助産師の傍ら、母子の体を整える酵素玄米作りを始めたのは18年前。「健康で楽しく」と掲げる到達目標に向かい事業を広げる中、「自然な流れ」でチャコールを始めた。
 飲食店舗を構えたことで、週1度のワークショップを実施できるようになった。助産師の仕事で関わる人たちも顔を見せに来てくれたり、高校生の娘と一緒に店に立つことができたりと、活動の広がりを実感するという。喜久山さんは「感謝を忘れずこつこつとやっていきたい。
沖縄の健康に寄与していく」と意気込んだ。
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「赤ちゃんや妊産婦を元気にしたい」 助産師が酵素玄米の飲食店を開業 体内の毒素を流す炭も使用 沖縄・宜野湾市
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