【宜野座】阪神タイガースが2年ぶりのリーグ優勝を決めた7日、キャンプ地の宜野座村は歓喜の渦に包まれた。同村ふれあい交流センターでは、協力会の呼びかけで集まった会員や村民の「虎党」約30人がユニホームや法被をまとって応援。
優勝が決まると、くす玉を割り鏡開きまでして祝福した。
 優勝へのマジックナンバー「1」で迎えたこの日。二回に先制点、六回に追加点が入ると会場は大盛り上がり。史上最速優勝の快挙に、全員で「六甲おろし」を熱唱し、カチャーシーも舞って歓喜に浸った。
 當眞淳村長は頬を赤くしながら「本当におめでたい。村の活性化や子どもたちの夢につながる」と喜んだ。今夏は、宜野座中学校が軟式野球で全国準優勝に輝いた他、同中出身の宜野座恵夢捕手を擁した沖縄尚学高校が夏の甲子園を制覇。さらに阪神の優勝で「宜野座の野球が注目された年になった」と振り返った。
 
 宜野座盛克村商工会長は来年2月のキャンプを見据え、「村を訪れる多くの阪神ファンを気持ち良く迎えたい」と声を弾ませた。
(北部報道部・比嘉海人)
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