【宜野座】宜野座村立博物館で8月15日、夏休み子ども博物館講座「親子で学ぶ夏の科学実験教室」が開かれた。参加した親子15人はワクワクした様子で、液体窒素や電気を使った実験に見入っていた。

 琉球大学理学部講師の小林理気さんと、科学の楽しさを体験して気軽に語り合うサイエンスカフェ広場「りっかRIKA」(沖縄市)代表の島田誠さんの2人が講師を務めた。
 実験では、膨らんだ風船が液体窒素に触れると風船内の空気が圧縮され急速にしぼんだ。液体窒素で急冷した草花は、手で握るとガラスのように砕けた。体験した参加者からは「びっくりした」と歓声が起きた。
 電気の実験では、参加者の体に帯電させ、実験器具に触れると電気が流れてピリッと感じる体験をした。参加者らは緊張した様子だった。同村惣慶区の池田倫孝さんは、息子の悠倫(はるみち)さん、娘の真白さんと3人で参加。3人は「科学実験はワクワク、ドキドキした。家族だんらんの話題にしたい」と楽しそうな表情を浮かべていた。
 博物館の田里一寿学芸員は「科学の面白さと楽しさを体験してもらえた」と話した。(仲地暁通信員)
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