自身がオーナーを務めていた飲食店の20代女性従業員に性的暴行したとして、不同意わいせつ、不同意性交の罪に問われた那覇市の無職の男の被告(59)の初公判が10日、那覇地裁(小畑和彦裁判長)で開かれ、被告は起訴内容を認めた。
 検察側の冒頭陳述などによると2023年11月、那覇市のテナントビルのエレベーター内で終業後の女性従業員にキスをし、その後車内や自宅玄関先で性的暴行に及んだとされる。

 検察側は他の従業員の供述から、被告がオーナーの立場を利用して複数の従業員に性的接触をし、態度が気に入らなければ減給などしてきたと指摘。現在店長で被告の長男は証人尋問で「(父親のそのような行為は)聞いたことがない。(店舗運営者として)深く反省している」と述べた。
オーナーの立場を利用し従業員に性的暴行 59歳の男、起訴内容...の画像はこちら >>
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