【浦添】浦添市特産の桑の魅力を発信する「てだこ桑の日フェア」(主催・しまぐわ桑菓撰会)が8日、市役所中庭で開かれ、市内11事業者が出店した。桑の葉や実を使った菓子類など多彩な商品が並び、来場者を引きつけた。

 市などが2014年に制定した9月8日の「桑の日」に合わせて毎年開催。今年は先行販売という「桑葉ゼリー&珈琲羊かん」などの新商品もずらり。今月発売の「島桑茶ティラミス」なども人気を集めた。
 ティラミスなど多くの商品を買い込んだ同市仲間の永山孝子さん(75)は「若い人も頑張って新商品を出していてすごい。浦添市の桑の良さをこういうイベントでもっと発信すれば活性化にもつながる」と期待した。
 桑の粉末を生地に練り込み作った「桑パイ」を限定販売した佐和田洋菓子店社長の佐和田弘安さん(54)は「限定商品を出すことで特別な日をもっと盛り上げようと思った。他の業者とも一緒にいろいろ取り組めるようになれば」と話した。(浦添西原担当・新垣玲央)
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