宮古島市内で昨年7月、80代の知人女性の自宅に侵入し、包丁で刺し殺害しようとしたとして、殺人未遂と住居侵入の罪に問われた住所不定の無職の被告(54)の裁判員裁判初公判が16日、那覇地裁(小畑和彦裁判長)であり、被告は起訴内容を認めた。
 検察側の冒頭陳述などによると、被告は10年以上前に親戚に連れられ宗教施設を訪れ、信徒となった。
被害女性は施設関係者として被告に食事を提供するなどした。昨年7月、被告はこの女性宅に現れ「殺しに来た」と言い、持っていた包丁で女性の胸や腹部を刺したとしている。
 17日には被告を鑑定した精神科医の証人尋問や被告人質問が予定されている。
「殺しに来た」沖縄・宮古島の殺人未遂事件、初公判で被告が起訴...の画像はこちら >>
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