那覇市保健所は18日、「伝染性紅斑(リンゴ病)警報」を発令した。9月8日~同14日の1定点あたりの小児科医療機関による報告数が2・0人で、警報レベルの基準値に達した。
今後「流行が継続、拡大する可能性がある」としている。警報は2013年度の市保健所開所以降初めて。
 伝染性紅斑は、両頬に赤い発しん(紅斑)が出ることから「リンゴ病」とも呼ばれ、子どもに多い感染症。妊婦が感染した場合は胎児にも感染し、流産などのリスクがある。
 病原体のヒトパルボウイルスB19はアルコール消毒が効きにくいため、予防にはこまめな手洗いが有効。
 市保健所は、症状が現れた際は早めに医療機関で診察を受けるよう呼びかけている。
那覇市が「リンゴ病」警報発令 子どもに多い感染症、妊婦は流産...の画像はこちら >>
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