【伊江】伊江漁業協同組合(八前隆一組合長)は3日、同漁協製氷所で「第3回お魚市」を開いた。新鮮な魚の魅力を広め、地元消費の促進や販路拡大につなげようと、県の離島漁業再生支援事業を活用して企画。
旧盆のウンケー前日の催しに、村民ら約400人が訪れ、大にぎわいとなった。午後6時の開始1時間前から、列を作る来場者の姿も見られた。
 会場にはマグロ類約500キロ、その他の魚200キロに加え、サザエやモズクなどが並んだ。有料で鮮魚の下処理をするコーナーも設けられ、島の漁師たちが手際よく大物をさばいていた。カツオやイラブチャーを購入した金城卓也さん(40)は「どれも新鮮で値段も手頃。思わず買い過ぎてしまった」と笑顔を見せた。
 八前組合長は「昨年より来場者が増え、盛況だった。魚価が下がる時期だが、多くの村民に良い魚を届けられた。今後も機会を見て開催したい」と語った。(柴田滋子通信員)
魚介類ズラリに「買い過ぎた」と村民400人が笑顔 沖縄・伊江...の画像はこちら >>
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