【那覇】那覇市議会の女性議員16人でつくる「ブーゲンビレアの会」は4日、市役所に知念覚那覇市長を訪ね、7月に実施された那覇市議会議員選挙後も新メンバーで活動を継続することを報告した。
 改選後、市議会の定数40に対し女性議員が過去最多の16人となり、議席の4割を占めた。
会について「ある程度の役割を果たした」という声もあったが、「半数に達するまでは女性がまとまって声を上げ続けるべきだ」という期待が多く寄せられ、活動を続けることを決めた。
 6期目の前田千尋さんは「多角的な視点からいろいろな提案がされると思うとわくわくする。女性の管理職との意見交換もできたらいい」と話した。
 7月の選挙で初当選した瑞慶覧りかさんは「那覇市の子どもの未来をつくるのは、沖縄社会の未来をつくることと同義。先輩の女性議員と共に、子どもたちのやりたいことができる体制づくりに力を入れたい」と意気込んだ。
 知念市長は「女性議員が増えたことは、多様性に対応する視点を持った行政運営につながり、非常に喜ばしい。より良い那覇市づくりを共に目指していきたい」と述べた。
(社会部・末吉未空)
(写図説明)那覇市の知念覚市長(後列右から5人目)を訪問し、活動の継続を報告したブーゲンビレアの会の女性市議たち=4日、市役所
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