【うるま】うるま市制施行20周年とハワイへの県系人移民125周年に合わせた記念イベント「海から豚がやってきたってよ」(主催・市)が27日(土)、同市前原の農水産物直売所うるマルシェで開催される。地元ブランド豚「うるまの海ぶた」の丸焼きが味わえるほか、豚の鳴き声コンテストや生産者を招いたトークセッション、「うちな~噺家(はなしか)」の藤木志ぃさーさんによる独演会がある。

 市は9月27日を「海から豚がやってきた記念日」に制定している。1948年のこの日、同市勝連平敷屋のホワイトビーチに豚550頭を載せた船が到着した。戦後の食糧難に苦しむ沖縄を救うため、ハワイのウチナーンチュたちが募金をして沖縄に届けた歴史がある。
 市教育委員会の新垣律子さんとうるマルシェ広報担当の大須賀純さんが17日、沖縄タイムス中部支社を訪れ「海からやってきた豚の歴史を多くの人に知ってもらいたい。買い物をしながらイベントも楽しんでほしい」と来場を呼びかけた。
 プログラムなどの詳細はURLから。問い合わせはうるマルシェ、電話098(923)3911。
https://www.city.uruma.lg.jp/3001007000/event/p000274.html
戦後沖縄を救った「海から豚」を記念 ハワイ移民の歴史を次世代...の画像はこちら >>
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