【沖縄】沖縄市の胡屋・仲宗根共有会獅子舞の道ジュネー(主催・同実行委員会)が8日夕、同市仲宗根町の市役所や胡屋の御願所「胡屋う神屋」周辺であった。獅子を先頭に共有会メンバーがドラや三線の音を響かせながら、地域住民の健康と集落の繁栄を祈願した。

 胡屋・仲宗根共有会獅子舞は約180年以上前から、旧暦7月の盆と8月の十五夜に披露されてきたが沖縄戦で中断。1979年に復活させる委員会が発足し、翌年から現在まで旧盆最終日のウークイの2日後に開催している。
 道ジュネーでは、獅子が沿道に出てきた子どもをかんで健康を祈願。胡屋に住む1歳の奥平結陽(ゆいひ)ちゃんは獅子を見ると驚いて固まった。母親の美紀さん(28)は「泣かないのはすごい。これからも健康に育ってほしい」と笑顔を見せた。(中部報道部・又吉朝香)
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