【読谷】読谷村役場の隣に10月1日に開館する新村立図書館が26日、報道陣に公開された。県内で初めて、TSUTAYA(ツタヤ)を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が指定管理する。
図書館が入るのは、総合情報センター「ゆんラボ・未来館」。館内にはスターバックスコーヒーが併設され、コーヒーなどを飲みながら読書や勉強ができる。伝統工芸品や古書を扱うポップアップストアも開設され、村の魅力を発信する。
蔵書は旧図書館の12万冊から倍増し、最大24万冊を予定している。館内には集中して読書できる書斎エリアや、くつろげるリビング空間などがある。
他にも、子どもが動き回れるエリアや、沖縄科学技術大学院大学(OIST)の展示スペースも整えられ、子どもから大人まで楽しむことができる。
利用登録は国内在住者が対象。慰霊の日の6月23日を除き、年間364日開館する。午前10時から午後10時まで長時間利用できる。
館長に就任予定の飯塚史帆さんは「村民の家のような図書館を目指している。家族で楽しめる場所にしたい」と抱負を語った。(中部報道部・比嘉大熙)


