❷問題がある、もしくはないと考える部分やその理由をお書きください
❸市議会として対処する必要があると思いますか (ある/ない)
❹その理由や対処の例をお書きください
❺その他、ご意見があればお書きください
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坂井浩二氏
議長
(文書回答)
慎重に扱わなければならない事案なので二択では回答しかねます。
屋良栄作氏
なは自民・無所属の会
(文書回答)
LGBTに限らず不当な差別や偏見はあってはなりません。
山川典二氏
なは自民・無所属の会
(選択肢回答)
❶ない
❷和田議員は「LGBTに対する差別を含めどのような差別もあってはならない」とLGBT教育を否定していません。「伝染する」とか「LGBT教育がトランスジェンダーを増やしている」の発言は、LGBT教育が子供の発育に影響を及ぼす可能性について当局(那覇市)の見解を聞いた際、性転換を後悔する人々を支援するアメリカのNPO法人代表のウォルト・ヘイヤー氏(自らもトランスジェンダー)の言葉を参考に引用紹介したもので和田議員自身の主張する意見ではないと考えます。仮にそうであれば、各議員に明確に自分の考えを説明すればいいだけの話で、その際に問題の可否を判断したいと思います。
❸ない
❹那覇市議会中継録画で和田議員の一般質問をじっくりご覧頂ければ理解出来ると思いますが、一議員として自分の考えに基づき自分の責任で議会を混乱させることなく一定の品位を持ってLGBTの課題を質問しています。何を根拠に市民代表の一議員の当局に対する質問権を阻止できましょうか。
❺
粟国彰氏
なは自民・無所属の会
(聞き取り)
回答しない。和田氏の言うことも少し理解できる。伝染や治療は言い過ぎだが、発言の半分くらいは合っている。
比嘉啓登氏
なは自民・無所属の会
(聞き取り)
「どちらでもない」と回答したい。差別発言は容認できないという前提だが、差別に当たるかどうかのジャッジには慎重な議論が必要だ。議会は言論の府であり、テーブルに載せる前に封殺してしまうと議論にならない。
外間有里氏
なは自民・無所属の会
(無回答)
金城なおこ氏
なは自民・無所属の会
(聞き取り)
体調不良で和田氏の12日の一般質問を見ていないため、見解を示せない。
下地ななえ氏
なは自民・無所属の会
(聞き取り)
デリケートな問題なので、どちらかを回答することはできない。
上原結奈氏
なは自民・無所属の会
(聞き取り)
回答しない。タイムスの記事のほうが市民を傷付ける。回答をすると傷つく市民がいる。どのように傷つくかは、どう書かれるか分からないから控える。
嘉手川航汰氏
なは自民・無所属の会
(聞き取り)
回答しない。問題がある、ないの二択で答えると意図しない伝わり方をする。
野原嘉孝氏
公明党
(選択肢回答)
❶ある
❷発言により、傷ついたり嫌な思いをした人がいること自体が問題である。
❸ある
❹議会として、どこまでも人権尊重を重視し、多様性を認める寛容な社会構築を目指して努力していく姿勢を表明する必要があると考える。
❺議会は、言論の府である。様々な意見を戦わせる場所であり、異なる意見に対して排除の論理を振りかざすのは、非常に危険な行為になるものと考える。和田議員の発言は、個人的に全く受け入れ難いものだが、議会としての対処は、より慎重に対応すべきだと思う。
大城幼子氏
公明党
(聞き取り)
慎重に扱うべき問題のため、二択では答えにくい。
吉里明氏
公明党
(選択肢回答)
❶ある
❷議員は常に、自らの発言が市民にどう受け止められ、誰かを傷つけるものではないかを深く配慮すべきです。その意味で「伝染する」という表現は、今回のテーマや質疑の流れを踏まえると聞く人によっては誤解や偏見を生み出しかねず、生命尊厳・人権尊重の観点から適切ではなかったと感じています。
❸ない
❹市議会は、市民を代表する議員が多様な意見や価値観を述べて、議論を交わしていく場です。したがって、発言そのものを一律に排除すべきではなく、むしろ議員は自らの発言に責任を持つ立場から、誤解を招いた際には謝罪も含め丁寧に説明を尽くし、信頼回復に努めていく姿勢が重要だと考えます。
❺議会は「言論の府」であると同時に、根底に「生命尊厳」と「人権尊重」がなければなりません。その理念のもと、主張の違いにこだわりすぎて、人を分断・差別・排斥し、逆に多くの人を巻き込む争いをつくりだしてしまうことにも十分留意しなければなりません。私はその視点を大切にしながら、市全体の調和を見据えつつ、誠実な議会運営に一層努めていく決意です。
幸地わかえ氏
公明党
(聞き取り)
❶答えられない
❷和田氏の考えに共感はできない。私は和田氏とは違う考えだが、問題かどうかという視点で見ていないため分からない。いろんな考えがあり、問題だと思うときでもその人その人の考えを尊重したい。問題かどうかを判断する立場にない。いろんな意見が出てきていいし、出てくるもの。問題だと言ったら発言できなくなる懸念がある。
❸ない
❹議会として問題かどうかとなると、議員が発言できなくなる。それぞれの意見を尊重したい。
❺和田氏の考えに対し、市民団体などそれぞれの意見があり、それを否定はしない。トランスジェンダー当事者の友人と話をすると、当事者の中でも違う意見があった。当事者を含め、周囲に意見を聞いている段階。私はトランスジェンダーは伝染せず、もともと存在するものと思う。
金城亮太氏
公明党
(選択肢回答)
❶ある
❷性的少数者に対する偏見や差別は、当事者に自己否定を強いてしまい、時に命に関わる深刻な問題に繋がります。議員は市民の代表であり、その発言は社会に大きな影響を与えるため、最大限の人権尊重の視点が求められます。和田議員の発言は、議会として慎重に分析・判断していかなくてはいけないと思いますが、今回ケースでは明確に否定の言葉を使ってはいないものの、結果的に当事者を否定する印象を与えかねず、誤解や偏見を助長する危うさがあると感じます。そういった観点からは、問題があると思います。
❸ある
❹議会は市民の人権を守る立場であり、差別を容認しない姿勢を明確に示す必要があります。ただし、発言を一方的に抑制したり削除を迫るのではなく、議論の場として建設的に向き合うことが大切です。例えば、人権尊重や多様性に関する議会内での勉強会や啓発活動を通じ、議員一人ひとりが自らの倫理観と理解を深める取り組みを進めるべきだと考えます。
❺私は、性的少数者に限らず、あらゆる差別を許さない社会を目指します。
上地貴大氏
公明党
(選択肢回答)
❶ある
❷性的少数者に対する偏見や差別は、当事者に深い自己否定を強いることとなり、時には命に関わる深刻な問題につながりかねません。市民の代表である議員の発言は社会に大きな影響力を持つため、人権尊重の視点が常に求められます。今回の和田議員の発言は明確な否定表現こそ用いていないものの、当事者を否定する印象を与えかねず、結果的に誤解や偏見を助長する危険性を含んでいると考えます。その点からも、慎重に受け止め、議会として適切に対応していく必要があると認識しています。
❸ある
❹議会は、市民の人権を守る立場として、差別を決して容認しない姿勢を明確に示すことが重要です。ただし、発言を一方的に抑制するのではなく、建設的な議論を通じて理解を深めることが大切だと考えます。そのためにも、人権尊重や多様性に関する勉強会や啓発活動を議会内で積極的に進め、議員一人ひとり自らの倫理観を高めていく取り組みを進めていくべきだと思います。
❺私は、性的少数者に限らず、あらゆる差別を許さない社会を目指しています。性的指向は、その人らしさを形づくる大切な個性であり、誰も否定されるものではないと考えます。
立津伸城氏
公明党
(選択肢回答)
❶ある
❷特に悪気はないと思うが、「伝染」という言い回しは、当事者にとっては傷付く言葉。
❸ある
❹「伝染」という言い回しは差別につながる可能性もある。市議会として発言を押さえつけるのはいかがなものとは思うが、発言の訂正は必要ではないか。
❺
古堅茂治氏
日本共産党
(選択肢回答)
❶ある
❷「性の多様性を尊重する都市・なは」宣言は、「人がどのような性を生きるか、また、誰を愛し・愛さないかは、すべての人が幸福に生きるために生まれながらにして持っている権利、すなわち人権であり、誰もがその多様な生き方を尊重されなければなりません。」と謳っている。発言は、この宣言に反して、性的マイノリティーへの差別を助長し、人権を侵害する許し難い発言である。
❸ある
❹「性の多様性を尊重する都市・なは」宣言に反する発言は、発言者自ら反省し撤回すべきである。議会としては、「性の多様性を尊重する都市・なは」宣言に則って、「市民と協働し、性自認及び性的指向など、性に関するあらゆる差別や偏見をなくし、誰もが安心して暮らせる都市をめざす」との立場から、議長を中心に日本国憲法と世界人権宣言の立場で対応を協議し、性的指向・性自認及び性的少数者に対する理解促進を図り、差別的な取扱いを禁止することなどを規定する「那覇市レインボー条例」を早期に制定して、当事者を保護すべきである。
❺ジェンダー平等の社会とは、誰もが性別にかかわらず個人の尊厳を大切にされ、自分らしく生きられる、すべての人にとって希望に満ちた社会である。そのためにも、性的指向・性自認及び性的少数者に対する差別的取り扱いを禁止する「LGBTQ平等法」(仮称)を国会で早期に制定し、社会のあらゆる場面で性的マイノリティーの権利保障と理解促進を図るべきである。
湧川朝渉氏
日本共産党
(選択肢回答)
我如古一郎氏
日本共産党
(選択肢回答)
前田千尋氏
日本共産党
(選択肢回答)
西中間久枝氏
日本共産党
(選択肢回答)
清水磨男氏
立憲民主・社民・ニライ
(文書回答)
❶その他
❷前提として、和田氏の発言に賛同するものではない。多様性の議論の原点は、相互理解の醸成であり、「レインボーなは宣言」にもあるように、多様な生き方の尊重、安心して暮らせる都市をめざすことにある。会派および所属議員として、代表質問、一般質問ともに、多様性について、和田氏の発言とは異なる立場から取り上げている。今回の和田氏の発言について、それが理解の相違などであったとしても、差別や偏見につながる表現として受け止めた方の人権及び尊厳を傷つけかねないものである。
❸その他
❹対処という表現には当てはまらないため、その他とした。以下について当初より取り組んでおり、すでに議会内で提案など対応をしている。当事者の意見を聞く機会を、委員会の所管事務調査、研修、会派の勉強会など、広く対応していく。決議や宣言、議長の発言など、手法にこだわらずとも議会としての意志を必要に応じて示していく。何よりも、人権尊重、多様性尊重の基本的な立場を改めて確認し行動で示していく。
❺繰り返しにもなりますが、立憲民主・社民・ニライ会派は、「レインボーなは宣言」を支持し、多様性に対して様々な提案も重ねてきております。今議会においても、発言のあった当初より、議会が取り得る手法を通じた対応を提案してきております。SNSやメディアの報道など、発信の在り方によっては、ときに市民に心痛を抱かせることにも繋がりかねないため、また誤解が生じることで更なる分断を生みかねないため、とりわけ今回の根底にあるテーマについては、慎重なる対応をお願いします。
山田マドカ氏
立憲民主・社民・ニライ
(文書回答)
喜屋武幸容氏
立憲民主・社民・ニライ
(文書回答)
普久原朝日氏
立憲民主・社民・ニライ
(文書回答)
平良昌史氏
立憲民主・社民・ニライ
(文書回答)
村上由自氏
れいわ那覇ぬちぐくる
(選択肢回答)
❶ある
❷本人に意図を確認することが必要であるが、問題がある。発言内容が、LGBTQなど当事者の方々に対して否定的・偏見的な印象を与える。それ自体が差別や排除の意識を助長する恐れがある。那覇市は人の尊厳を守る人権施策を進めており、その趣旨に反する発言である。
❸ある
❹個人の表現の自由は保障される一方で、議会という公的な場で発言する内容として適切かどうかは、議会全体にとっても重要。まずは本人の発言の趣旨を確認し、差別意識にもとづくものであれば機関として処分をすべき。
❺
泉水ティファニー氏
れいわ那覇ぬちぐくる
(選択肢回答)
大山盛嗣氏
れいわ那覇ぬちぐくる
(選択肢回答)
宇根良也氏
無所属クラブ
(選択肢回答)
❶ない
❷和田議員の発言は、海外での事例を紹介し問題提起をしたもので、差別の意図はなかったと理解しています。発言の中で使われた『伝染』『治療』といった表現が誤解を招いた可能性はありますが、意図そのものに問題があったとは考えていません。
❸ない
❹発言の真意や説明責任は、議員本人にあると考えます。議会として一方的に対処するのではなく、本人が市民に向けて説明する機会を持つことが適切だと思います。その上で、今後の議論においては『当事者を傷つけない言葉選び』に配慮しつつ、制度や支援の課題に焦点を当てることが大切だと考えます。
❺LGBTQ+については、当事者でも立場や経験が異なり、意見も分かれると考えます。だからこそ一つの答えを押しつけるのではなく、違いを尊重しながら冷静に議論を続けることが大切です。今回の件についても、対立をあおるのではなく、建設的な議論につなげていくべきだと考えます。
仲田奨司氏
無所属クラブ
(聞き取り)
❶どちらでもない
❷和田議員個人の発言ではないので(米国の事例などを引用しているから個人の発言ではないととらえている)
❸ない
❹同上
❺マスコミの書き方に問題があると思う。周囲から大丈夫なの?と聞かれるが上のようなことを説明する。議事録を確認して今の考えに至る。
上里直司氏
みんなの協働!
(文書回答)
議会での発言が、当事者の方々を深く傷つけ、困惑させている現実があり、看過できるものではない。私たちは、こうしたことを繰り返さないよう、その言動に細心の注意を払うべきだと強く感じている。誰もが生きやすい那覇市を築き、「性の多様性を尊重する都市なは」宣言に基づき、今後も議会で具体的な政策を提起し、実現に向けて取り組んでいく。
上原仙子氏
みんなの協働!
(文書回答)
糸数貴子氏
うない・にぬふぁ
(文書回答)
私たちは、「社会的伝染」といった言説の引用趣旨が、トランスジェンダーであることを否定的に捉えるニュアンスを含み、性的マイノリティ当事者が長年にわたり差別され、排除されてきた社会を容認するようなものだったと受け止めています。一議員の発言によって今後のレインボー行政の推進体制が委縮するようなことはあってはならないと強く主張します。そのうえで、議会での一議員の発言に対する責任は、発言した議員自身が負うべきものと考えます。発言の撤回や訂正、謝罪などは本人の責任において行うもので、議会という組織全体がその責任を肩代わりすることは適切ではないと考えています。また、今回いただいたアンケートについては、慎重に考慮する必要があり、単純に二者択一で回答することはできません。39対1という構図をつくることを意図しているのだとしたら、対話の道を断つことにつながるのではないかと危惧しています。議会内での対話と議論を続けていくために、このような形での回答にさせていただきます。
瀬名波奎氏
うない・にぬふぁ
(文書回答)
奥間綾乃氏
無所属
(無回答)
瑞慶覧りか氏
無所属
(文書回答)
多様性を尊重し、偏見を持たずに誰もが安心して暮らせる社会を目指すことは、地方自治の責務であると考えます。今回の和田氏の発言をめぐり、問題の「あり・なし」を単純に問う形で取り上げることには疑問を感じざるを得ません。一部の報道では、発言の一部分のみが切り取られて大きく報じられることで、その歪んだ伝わり方が当事者をさらに傷つける要因となることも看過できません。報道機関におかれては、その社会的影響の大きさを十分に認識し、今後いかなる記事においても、LGBTQ当事者への配慮をもって報じていただくよう、強く求めます。一方で、今回の発言の内容について整理すると、和田氏は一貫して「LGBT当事者に限らず、不要な差別はあってはならない」という立場を示しており、「那覇市性の多様性を尊重する条例」に対しても、具体的施策として、相互理解を深めるための道徳教育の導入を提案していたと認識しています。しかしながら、問題点として指摘せざるを得ないのは、性自認を「誤り」や「病気」と結びつける表現や、「トランスジェンダーの生徒に対して心の傷を治療できる心理士を…」といった発言です。これらの表現は、トランスジェンダーの方々があたかも「治療の対象」であるかのように受け取られかねず、当事者の尊厳を損なう恐れがあります。また、自責の念や孤立感を深める可能性もあり、十分な配慮を欠いていたと考えます。よって、当事者を傷つける可能性のある発言や差別的表現については、市議会としても注意喚起を行う必要があると考えます。
前泊美紀氏
無所属
(選択肢回答)
❶ある
❷当事者への配慮に欠けた発言、差別を誘発しかねないと思われる発言は、見受けられる。
❸ない
❹「言論の府」として、議員の質問権、発言権を制限するには、相当程度の慎重な検討が必要。
❺