【宜野座】全国高校野球選手権大会で初優勝した沖縄尚学の捕手、宜野座恵夢さんの活躍をたたえようと、実家がある宜野座村漢那区の6班が独自の「号外」を配った。同班の39世帯に行事案内や連絡事項を伝える不定期の「6班便り」で、沖尚が決勝進出を決めた後の8月22日、優勝した23日の2回に分け配布。
新里隆博班長は「恵夢さんが幼い頃から、父親とキャッチボールする姿を見てきた。今回の活躍は村や区に対する大きな贈り物のよう。居ても立ってもいられず号外を作成した」と笑顔で話した。
 8月23日の号外には「恵夢さんのプレーが輝き、インタビューに答える感謝の言葉も胸に響きましたね、本当にありがとう。6班の星、宜野座の星、私たちのヒーロー宜野座恵夢さん、最高!」とつづった。
 同班の伊藝和則さんは「テレビ、新聞のニュースで優勝を喜んでいたが、班長さんからの喜びあふれる号外を見て、また感動している」と語った。
 号外は村内でも話題で、城原区の新川秀人さんは、その発行数の少なさから「新聞報道より希少価値の高い号外」とうらやましげだった。(仲地暁通信員)
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