おもと会グループの地域包括ケアの新しい拠点となる新棟「おもと天久の杜ANNEX」の落成記念式典が27日、那覇市のおもと天久の杜であった。救急外来などの病院機能に加え、訪問看護など在宅支援部門を集約。
同グループの理念「医療・保健・福祉・教育の総合一体化」を目指す。オープンは10月1日。
 鉄筋コンクリート4階建て。延べ床面積は約3750平方メートルで、本館と渡り廊下で結ぶ。救急車3台を同時に受け入れられる救急センターや最新機器を導入したカテーテル・血管造影センター、職員向けの研修センターなどを備える。
 超高齢社会に対応するため、訪問看護・リハビリ・介護などの在宅系サービスをワンフロアに集約。職種を超えた連携で切れ目のない支援を目指す。那覇市地域包括支援センター安謝も設置し、連携を図る。
 石井和博理事長(代読)は「病院と地域、医療と介護を結びつけ、地域包括ケアをさらに強固にしていきたい。これまで培った実績と理念を基盤に、これからも地域に寄り添い、貢献していく」とあいさつした。(社会部・下里潤)
地域包括ケアの新拠点に 「おもと天久の杜」落成記念式典 おも...の画像はこちら >>
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