リュウキュウイノシシのイノッチ、ヤクシマザルのユパとキャベツ、ヤギのゼットン、オシドリのノリカズ、アムールヤマネコのミズキなど、この1年で37種類293匹の動物が死んだ。
新里智昭園長代理は「来園者に笑顔と感動、命の尊さを教えてくれた」と感謝の言葉を述べた。
月に5~6回通っている古波康平さん(31)=沖縄市越来=は「感染症で死んでしまったヤクシマザルのキャベツが大好きだった。これまでの感謝の気持ちを込めて黙とうした」と話した。
父親が園の職員でよく訪れる沖縄市立北美小学校1年の安座間幸さん(7)は「最近死んでしまったペットのクワガタ3匹とこどもの国の動物たちが天国に行きますように」と願った。(中部報道部・又吉朝香)