【糸満】警察官やネイリスト、整備士、動物園スタッフなどさまざまな職業を体験する「体験こどもフェスティバル」が9月13、14両日、糸満市のシャボン玉石けんくくる糸満で開かれた。36ブースで37の職業体験ができ、子どもたちは働いた分のキッズ通貨を受け取り、納税や買い物など経済活動も学んだ。

 会場には、海上保安官やプログラミング、税務署などの無料ブースと、 木工教室やシェフ、アクセサリー作りなど材料費がかかる有料ブースが並び、子どもたちは担当者から話を聞いて仕事に打ち込んだ。
 建設業界で働く女性技術者でつくる「チームけんせつ美ら小町」はタイルを用いたコースター作りを伝え、働きやすい職場をアピールした。
 浦添市から訪れた垣花ほむらさん(4)は「ネイルがかわいくできたので保育園の友達に見せたい」ときれいな爪先を笑顔で見つめていた。(南部報道部・新崎哲史)
 
(写図説明)小さなタイルを木工接着剤で貼り付けコースターを作る子どもたち=9月13日、糸満市潮崎町のシャボン玉石けんくくる糸満
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