【恩納】恩納村農林水産課は9月8日、「ハニー&コーラルプロジェクト」事業の一環として、採蜜結果の発表会を村役場で行った。長浜善巳村長や養蜂家メンバー、事業関係者が参加した。
同プロジェクトでは、サンゴ礁の保全を見据えた赤土流出対策として、休耕地などに花を植える活動と養蜂家の育成を同時に進めている。今年は養蜂家9組が計177キロ蜂蜜を採った。現在、天然蜂蜜と村産モズクをコラボさせた商品開発と販売を推進している。
 長浜村長は「この取り組みは 農家と漁業者、陸と海が一体となって『サンゴの村恩納村』を支える素晴らしいモデルだ。今後も継続して実践していこう」と呼びかけた。
 採蜜量1位だった南恩納区の金城町子さん(74)は「プロジェクトに参加して4年目。昨年は全然採れなかったが、今年は36キロも採れて本当にうれしい。ミツバチに感謝です」と笑顔で話した。(佐次田直人通信員)
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