【南城】楽しみながら学校全体の絆を強める佐敷中学校の恒例イベント「HAISAI(ハイサイ)佐敷」が9月19日、校内であった。生徒会(会長・3年の池原梨香さん)による企画。
学校全体を使ったかくれんぼの他、生徒による演芸ショーや「佐敷中の主張」があった。
 かくれんぼでは、川上一校長ら計6人が清掃用具入れの中や学校車と地面の隙間などに潜んだ。ジャージーを身に着けて生徒になりきる教員も。生徒たちは教員らを見つけて生徒会執行部まで連れてくる際、同じチームの他学年のメンバー2人を誘わないといけないルール。生徒間の縦のつながりを意識した。
 演芸ショーには約10組が出演。3年の奥間陶冶(とうや)さん、内間瑞貴さんペアと、2年の知花はるいさん、渡慶次一穂(かずほ)さんペアはダンスを披露した。
 「佐敷中の主張」は体育館の2階部分から訴える形式で、3年の数田泰輝(たいき)さんは「先生方への感謝」を伝えた。
 生徒会執行部の3年の宮城柚妃(ゆうひ)さんは「今年も盛り上がったけど、来年はもっとアップデートして、高校生になる私たちまで届く盛り上がりを見せてほしい」と笑った。(南部報道部・平島夏実)
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先生、どこに隠れてるんですか! 校長も本気のかくれんぼ 沖縄県南城市・佐敷中、恒例行事で「絆」深める
ダンスを披露する2年の渡慶次一穂さん(左)と知花はるいさん(提供)
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