【国頭】自然・ネイチャー写真家のコクレーンさん=浦添市=が9月28日午前4時50分ごろ、国頭村楚洲で「レモン彗星(すいせい)」を撮影した。今年1月に米国のレモン山天文台の観測で発見された長周期彗星。

 天体望遠鏡で撮影したコクレーンさんは「10月中旬ごろから条件が良いので、またレモン彗星を見られるのが楽しみ」と話した。
 国立天文台によると、レモン彗星は8月中旬に明るさが急に増し、その後も順調に増光した結果、9月後半には双眼鏡で見えるクラスの彗星になった。
 10月中旬以降は夕方の空に見えるようになる。20日ごろから11月10日ごろにかけて、およそ2~4等級の明るさになる予想で、2等級になった場合は空の暗い場所であれば肉眼でぼんやりと見られる可能性が高い。(社会部・當銘悠)
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