【屋我地島=名護】名護市屋我地島の済井出の通称「九年尺」の農道沿いで常緑広葉樹のモクマオウ(モクマオウ科)が赤い花を咲かせているのが9月20日、観察できた。木は高さ約3メートルで、短い側枝の先に赤い花を付けている。
球状で花びらはない。
 農道横でニガウリやパパイアなどをハウス栽培している60代の男性によると、2年前、3メートルほどあった木を根から1メートル残して切ったが成長が早くてすぐに3メートルまで伸び、気が付いたら花が咲いていたという。
 屋我地島の海岸線には防風林や防潮林で植えたモクマオウが群生している。地域では「モクモー」や松に似ていることから「メリケンマツ」などと呼ばれる。(玉城学通信員)
海岸線に防風・防潮林で植え群生 モクマオウが赤い花咲かす 沖...の画像はこちら >>
編集部おすすめ