【与那国】国内最西端の与那国町は4日、日本在来馬の一つ与那国馬をモチーフにした町のシンボルマークを発表した。与那国の海をイメージした青色をブランドカラーに、与那国馬の顔が西(左)側を向いているのが特徴。
町にはこれまでシンボルマークはなかったが、観光やイベント、行事などに合わせたマークで、島内外に島の魅力を発信する。
 新たな町の顔として期待されるマークは「はし、はじまり、つなぐ島」がテーマ。日本の最西端と、最後に夕日が沈み新たな始まりを迎えることなどがブランドコンセプト。
 与那国島マラソンやカジキ釣り大会、豊年祭など各イベントごとのマークも制作する。文字や言語ではなく、視覚で情報を伝える図記号「ピクトグラム」のような活用も検討する。
 4日に石垣市内で開かれた「八重山の産業まつり」でマークを披露した上地常夫与那国町長は「島民や島を訪れる人に親しみやすいキャラクター。人と人をつなぐシンボルになってほしい」と期待した。
(八重山支局・砂川孫優)
「はし、はじまり、つなぐ島」がテーマ 馬の顔のシンボルマーク...の画像はこちら >>
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