友寄さんによると、石を発見した場所は自身の土地で、定期的に同市の自宅から通っているという。
「何度もこの場所に通っているが、こんな石は今までなかった。変わった物があればすぐ分かる。近くに川もないので、こんな石があることを不思議に思った」と説明。5月のワラビーで紹介されていた隕石の記事の内容を覚えていたため、自宅に持ち帰って記事の写真と比べてみると、そっくりだったことから家で大切に保管していたという。
「特別な石かもしれない。新聞で紹介して、本当に隕石かどうか分かる人がいたら教えてほしい」と呼びかけた。
県立博物館・美術館の地学担当の学芸員に聞くと、「実際に石を見たとしても隕石と断定するのは難しく、何とも言えない。国立極地研究所(東京)で分析すれば分かるかもしれない」と話した。

