琉球銀行や三井住友カードなど5社は23日から、竹富町の西表島と由布島を往復する水牛車で、クレジットカードなどのタッチ決済による乗車サービスを導入する。事前のチケット購入や現金精算が不要となり、観光客の利便性の向上や事業者の窓口負担の軽減につながると期待される。


竹富町の西表島から由布島へ渡る水牛車。「公共交通機関」として認定された(琉球銀行提供)

 由布島の水牛車は、年間20万人が利用する人気の体験サービス。由布島に住民がいることや、時刻表などの定時性の観点なども含めて「公共交通」として認められた。水牛車でのタッチ決済は世界初という。

西表島から由布島へ渡る水牛車のタッチ決済のラッピング広告のイメージ図。(琉球銀行提供)

 乗車時には「旅人の駅」の受け付け付近に設置された専用の端末機に、タッチ決済に対応するクレジットカードやデビット、プリペイドをタッチすることで乗車できる。カードだけでなく、これらが設定されたスマホをかざしても、そのまま乗車できる。三井住友カードの公共交通機関向けのシステム「ステラトランジット」を活用して、タッチ決済サービスを導入した。 (政経部・川野百合子)
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水牛車モ~「ピッ」で乗れる 琉球銀行など5社がタッチ決済を導入へ 観光客の利便性向上 沖縄・由布島
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