那覇のマチグヮーに新名所　18店集うホールで“はしご酒”グルメ　複合施設「シンバベース」開業 (2025年10月16日)

　シンバホールディングス（浦添市、安里享英社長）は１６日、那覇市の旧牧志公設市場衣料部跡に１８の飲食店でつくるフードホール「ＭＡＫＩＳＨＩ　ＣＡＲＮＩＶＡＬ（マキシカーニバル）」と、雑貨部跡の２階にミュージックバー「ＮÜＣＨＩ　ｂｙ　ＷＰÜ（ヌチ　バイ　ダブルピーユー）」をオープンした。

旧牧志公設市場衣料・雑貨部跡に開店した複合商業施設「SYMBA BASE（シンバベース）」＝16日、那覇市牧志（小宮健撮影）
多くの飲食店でにぎわう複合商業施設「SYMBA BASE（シンバベース）」＝16日、那覇市牧志（小宮健撮影）

　７月に雑貨部跡１階に先行して開業したメキシコ料理店も含め、複合商業施設「ＳＹＭＢＡ　ＢＡＳＥ（シンバベース）」全体のグランドオープンとなる。

　「はしご酒」がテーマのマキシカーニバルには沖縄料理や牛汁、すし、和牛のひつまぶし、生牡蠣、イタリアン、点心、県産ウイスキーなどを提供する個性豊かな店舗がそろった。各店では生マグロやアグー豚、石垣牛などの県産食材を積極的に使っている。
　ミュージックバーでは沖縄の自然から連想された個性的なカクテルを提供し、東京の新宿を拠点とするラジオチーム「Ｒｏｏｍ　３０３　Ｒａｄｉｏ」が音楽を担当するという。
　開業式典で安里社長は「ここに来ることを目的に、県民や観光客が足を運んでくれる施設を目指す」と意欲を示した。玉城デニー知事や沖縄観光コンベンションビューローの浜田京介会長が祝辞を述べ、沖縄観光や地域経済への波及効果に期待を寄せた。　（社会部・又吉嘉例）

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