15歳の冬に余命半年と宣告された主人公が恋に落ち、残された時間を懸命に生きる映画「ストロベリームーン 余命半年の恋」が17日から全国公開される。
 主人公の桜井萌役は県出身の當真あみ。
「主人公は前向きに生きようとする力強い女の子。家族の前で明るく振る舞う姿と、一人でいる時の姿を意識して切り替えて演じた」と語る。
 主人公と恋に落ちる佐藤日向を演じた齋藤潤は「作品を通して、限られた時間をどう生きるのかが大事と気付かされた」と話した。
 原作は「令和イチ泣ける」と大きな反響を巻き起こした芥川なおの同名小説。監督は酒井麻衣。
(社会部・西平光葉)
 
(写図説明)映画「ストロベリームーン 余命半年の恋」主演の當真あみ(右)と齋藤潤=10日、沖縄市照屋・コザ高校(喜屋武綾菜撮影)
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