【名護】名護市の21世紀の森公園で大型遊具の建設工事現場の壁に飾る絵の制作が9月27日、市民会館であった。地元子ども会、市内で児童合唱団やジュニアオーケストラ、児童劇団として活動する子どもたちが参加。
「笑顔になるような楽しい絵」をテーマに思い思いに筆を振るった。
 ジンベエザメやヤンバルクイナをモチーフにしたり、風景画を描いたりとそれぞれの個性が光った。
 家族で参加した大宮小学校2年の池間律誠さんは「ハブの体をにょろにょろっと描くのを頑張った。うまくいってうれしい」と笑顔だった。
 工事中の大型遊具は県内最大規模。この日は実際に工事現場の案内や重機の乗車体験もあった。
 工事に当たっているマル井建設の伊波悟さんは「子どもたちの絵があると地域と一緒に造っている感覚になる。人がいっぱい集まって、楽しんでもらえる遊具にしたい」と話した。
 約50点の作品は9日に張られ、工事壁を彩っている。(北部報道部・大庭紗英)
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工事現場にジンベエザメ!子どもの絵、大型遊具の建設の壁に彩る 沖縄・名護市の21世紀の森公園
描いた絵を紹介する池間律誠さん(左)=9月27日、名護市民会館
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