沖縄県の宜野湾マリーナの沖合で燃料切れのヨット(6人乗船)を救助したとして、那覇海上保安部は2日、同港マリーナの屋良武副港長(57)と職員の藤田桃太郎さん(29)に感謝状を贈った。
 2人は9月21日、同保安部から救助の要請を受け、マリーナから約1キロほどの沖合で燃料が切れて航行できなくなっていたヨットに燃料を持って向かった。
ヨットはその後、自力でマリーナに戻り、乗っていた6人にけがはなかった。
 屋良副港長は「大事に至らなくて良かった。いつでも動けるように準備している」と話し、藤田さんは「評価してもらえてうれしい。早めに行動できた」と振り返った。
 同保安部の税所(さいしょ)百年部長は「迅速な対応に感謝している。今後ともしっかり連携を図り、事故防止に努めたい」と話した。
(社会部・吉田光)
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