【西原】10月2日の「豆腐の日」に合わせた第4回豆腐フェスタ(主催・県豆腐油揚商工組合)が5日、西原町のさわふじマルシェであった。人気のゆし豆腐食べ比べには開催前から行列ができ、200食が約1時間で売り切れに。
追加販売の59食も約20分で完売するほどの大盛況だった。
 食べ比べには宮古島、石垣、糸満、名護、那覇の5市の業者が出品。来場者はトレーに並ぶ紙コップ入りのゆし豆腐を少しずつ味わい、軟らかさや舌触り、塩味の違いを楽しんだ。
 1番に並んだ沖縄高専2年の宮里真美さん(16)=沖縄市出身=は名護市の寮からフェスのために帰ってきた。「淡泊な味だけど塩味や喉ごしがそれぞれ違うし奥が深い。体に優しいから大好き」と満足げに話した。
 石臼を使ったゆし豆腐作り体験もあり、大豆をひいて布でこすなどして完成させ、出来たてを味わう子どもたちの笑顔が広がった。
 浦添市立宮城小4年の知念昊奏さん(10)は「自分で作ったからいつもと違う味がする。沖縄の豆腐はほくほくしておいしい。もっと大好きになった」と話した。(浦添西原担当・新垣玲央)
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