沖縄地方は20日、高気圧のへりを回り込む湿った空気の影響で雨や曇りとなった。那覇市樋川では最高気温が28度までしか上がらず、30度を超える「真夏日」の連続日数が84日(7月28日から10月19日まで)で途切れた。
1890年の統計開始以来最長だった2017年の85日の次に長かった。

雨が降る中、傘を差して歩く人たち=20日、那覇市松尾(喜屋武綾菜撮影)

 20日は県内25観測地点のうち、大東島地方の3カ所を除く22地点で30度を下回った。沖縄地方は10月に入ってもよく晴れて高温の日が続いていたが、今週は曇りや雨の天気が多くなる見込み。

雨が降る中、傘を差して歩く人たち=20日、那覇市松尾(喜屋武綾菜撮影)

 沖縄気象台によると、本島地方と先島諸島では24日ごろにかけて雨雲の発達の程度によっては警報級の大雨となる恐れがある。21日に予想される1時間降水量は多い所で本島地方45ミリ、宮古島地方30ミリ、八重山地方40ミリ。
 気象台は土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水、落雷や竜巻などの激しい突風に注意するよう呼びかけている。(社会部・西口優子)
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連続「真夏日」 那覇で途切れる 本島地方と先島諸島で警報級大雨の恐れ
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