【本部】伊豆味みかん生産組合が本部町内の幼稚園・小中学校に贈呈した「カーブチーアイス」約1500個が14日、給食で提供された。地元で採れたカーブチーのデザートを頬張った子どもたちからは笑みがこぼれた。

 伊豆味小学校の給食時間には「爽やかな香りのカーブチーが今日はみんなの大好きなアイスになって登場」と校内放送が流れ、一人一人に配られた。
 6年生の福田天佑さんは「濃厚な口溶けが素晴らしい」と大人顔負けの感想。豊里柚杏さんは「酸味と甘みがあって、とってもおいしい」とはにかんだ。
 秋に収穫期を迎えるカーブチーは「運動会みかん」とも呼ばれ、昔から町内で育つ子どもたちに親しまれてきた。嵩原安彦同組合長は喜ぶ児童の姿に「伊豆味の特産品に関心を持ち、大切にしていく機会になったらいい」と話した。
 アイスは町とフォーモストブルーシールがコラボした新商品で、11日に町内で販売開始した。
 県内有数のカーブチー生産地である同町伊豆味の果実が使われている。同日の発表会見で伊豆味みかん生産組合から町教育委員会に贈呈されていた。(北部報道部・大庭紗英)
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「濃厚な口溶け」 沖縄・本部町の給食にカーブチーアイス 伊豆味みかん生産組合が1500個贈る
カーブチーアイスの提供を喜ぶ伊豆味小中学校の児童ら=14日、同校
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