那覇市の松山公園で23日午後、フクロウの仲間のアオバズクが木の上で羽を休める姿が確認された。沖縄野鳥の会によると、秋の渡りの途中で立ち寄った可能性が高いという。

 体長約30センチで、黄色い大きな目と黒いマスクをかぶったような頭部が特徴。夏鳥として九州以北に生息し、春と秋に渡りを行う。県内に一年を通して生息する亜種リュウキュウアオバズクと外観での識別は困難とされる。
 アオバズクにとって10月は南への渡りの時季。沖縄野鳥の会の山城正邦会長は「沖縄が渡りの中継地であることや、街の中の公園がよく利用されていることはあまり知られていない」と話した。(写真部・喜屋武綾菜)
渡りの時期 街中を中継地に アオバズクが羽休め 那覇市・松山...の画像はこちら >>
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