【沖縄】沖縄市は22日、11月1日から来年1月末までの毎週土曜日、胡屋バス停から那覇や北谷・嘉手納・読谷方面への夜間バス(ヨルバス)を運行すると発表した。料金は無料。
午後11時発で那覇ルートと読谷方面の西ルートを各1便運行する。
 花城大輔市長は「夜の沖縄市を楽しんで、バスで安全に帰宅してほしい。ぜひ利用して」と呼びかけた。
 交通環境の改善や、胡屋を発着する都市間移動の交通サービスの可能性検証を目的としている。
 胡屋発の土曜の最終便は通常、県庁北口(那覇方面)が系統90番の午後9時9分、赤犬子宮前(読谷方面)は系統62番の午後9時50分。夜間バスを使えば通常より約1~2時間長く市内に滞在できることになる。
 昨年は那覇ルートのみで夜間バスの実証実験を行った。利用者は11月が79人で12月は216人。周知が遅れた11月は苦戦したが、12月は利用者が増えた。市の調査によると、満足度93・6%と好評だった。胡屋・中央地区での消費平均額は4871円で、経済効果も期待されている。
 利用には予約が必要。
予約はQRコードから。(中部報道部・又吉朝香)
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