JAおきなわファーマーズマーケットいとまん「うまんちゅ市場」が12日、来場者数1600万人を突破した。集客力は県内10店舗あるファーマーズマーケットで一番。
記念セレモニーでJAおきなわの安谷屋行正理事長は「新鮮で安全・安心な商品を届けるという責任ある店舗づくりに今後も取り組む」とあいさつした。
 同店舗は2002年11月にオープン。地産地消を掲げ、糸満市内で収穫された農畜産物が多く並ぶ。肉の加工や精米も店内でできる。地元客以外だけでなく観光客にも人気で、24年度の売上高は約16億円。
 1600万人目の来場者は選ばれたのは、午前11時ごろにレジで会計をしていた6人。オリジナルエコバックや農産物詰め合わせ、米3キロ、商品券2千円分などの記念品が贈られた。
 そのうちの一人で、市内で地元の農産物を使ったカフェを経営している玉城美香さんは「うまんちゅ市場のファンで、ほぼ毎日買い出しに来ている」と笑顔だった。
 農産物の特売や黒糖の無料配布もあり、店内はにぎわった。
 新垣副店長は「お客さまに感謝したい。生産者と協力し、喜ばれる店舗づくりに励みます」と張り切っていた。(政経部・天願壮史朗)
来場者1600万人を突破 沖縄・糸満市のファーマーズ「うまん...の画像はこちら >>
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